メンズが気になっているのは、お肌の脂っぽいところでもあります。
何故こんなにもお肌がベタベタするのでしょうか。
そんな皮脂の多いメンズにも使える洗顔料をご紹介したいと思います。
しかしその前に、メンズのお肌はベタつきやすいのかを見ていきます。
メンズの肌はどうして皮脂が多い?
まず男性の肌は女性の肌に比べて、皮脂量が多くなります。
これは男性ホルモンは皮脂の分泌量を多くする為です。
女性でも皮脂は出ますが、女性ホルモン(エストロゲン)により皮脂分泌量は抑制されているんです。
しかし女性でも皮脂分泌量が多くなる時があります。
それが月経前後。
この時はホルモンバランスが乱れる為に女性でも皮脂分泌量が上がるんです。
これは男性ホルモン(プロゲステロン)が多くなる為と言われています。
なので男性の皮脂量は女性に比べて多くなるのは仕方ない事です。
人により皮脂量が違うのは男性ホルモンの量が関係してきますので、みんなが同じ皮脂量を分泌する訳ではありません。
皮脂汚れは分泌量が多いほど、毛穴に溜まり易くなります。
これをへ輪すやjpq
皮脂が多くなるのは間違った洗顔?
お肌がベタベタするのは男性なら当然ありますが、間違った洗顔でも皮脂分泌量を高めてしまいます。
それは過剰な洗顔です。
皮脂が気になっているメンズの方、朝も夜もしっかりした洗顔してませんか?
ではなぜ過剰な洗顔は皮脂分泌量を高めてしまうのでしょう。
皮脂はお肌を雑菌などから守る為に分泌されています。
その皮脂が洗顔などによりお肌から無くなってしまえば、お肌を守る為に皮脂分泌量を上げなければなりません。
洗顔料にもよりますが、お肌がベタベタするからと言ってゴシゴシと擦り過ぎるのは皮脂分泌量を高めてしまう可能性があります。
過剰な洗顔とは、朝と夜にしっかりと行う事で引き起こされてしまいます。
朝は男性の方でもぬるま湯か、ベタつきが気になる場合は弱酸性の洗顔料で軽く洗い流すだけで良いですよ。
夜は皮脂膜が酸化していますので、ここで適度に洗い流しましょう。
それでも長めに洗顔するのではなく、1分以内には終わらせます。
使用する洗顔料にもよりますので、それにより洗顔する時間を変えていきましょう。
皮脂汚れは放っておくとどうなる?
皮脂を洗い流さずに放っておくと言う事は、酸化された皮脂が残っている事になります。
皮脂は分泌されるとお肌を守る皮脂膜となりますが、長時間紫外線や酸素に触れる事で過酸化脂質に変わります。
この酸化した皮脂はサラッとしたものではなく、油のようにベタつきます。
これらが毛穴に詰まると白いニョキニョキの皮脂詰まりになってしまうんですね。
さらに古い角質と混ざる事で角栓に変わっていきます。
毛穴に皮脂詰まりや角栓が出来ると毛穴が目立ってしまいますので、出来るだけ洗い流してやる方が良いですね。
男性でも女性用の洗顔料を使用しても良い?
これは使用しても大丈夫です。
ただ合う合わないがありますので、お肌に合わせて選ぶ必要があります。
女性用と男性用洗顔料の違いは洗浄力の違いにあります。
先にも記載しましたが、男性は女性に比べ皮脂分泌量が違います。
また皮膚の厚さも違ってきます。
ただ男性でも人により皮脂量や皮膚の厚さは違ってきますので、この限りではありません。
男性洗顔料に比べて女性用は弱酸性やアミノ酸系など洗浄力が比較的マイルドなものが多くあります。
また女性用洗顔料はしっとりと仕上がる配合になるのも多いので、サッパリしたい方には合わないかも知れません。
これらは皮脂をしっかり洗い流さず、適度に洗い流すくらいの洗浄力を予想し作られています。
(成分により変わってきます)
もちろん女性用洗顔料でもしっかりとした洗浄力のものもあります。
中には男性用、女性用と分けられている洗顔料もありますが、中の成分はあまり変わらないなんていう事もあります。
洗顔石鹸は男性・女性用どちらも洗浄力が強い
洗顔料にもワンプッシュで泡が立つフォームタイプやジェルタイプ、クリームタイプ、洗顔石鹸など様々あります。
この中でも1番洗浄力が高いのは洗顔石鹸になります。
これは男性用女性用ともにあまり違いはありません。
なぜ洗顔石鹸の洗浄力が高いのか。
これは洗顔石鹸がアルカリ性である為です。
アルカリ性はお肌の角質を柔らかくする働きがあり、しっかりと古い角質と共に汚れを洗い流す作用が期待出来ます。
洗い上がりにお肌がキュッキュッとするのは皮脂も洗い流されています。
しかし皮脂を洗い流し過ぎるのは肌トラブルを招きやすくなりますので、長めの洗顔をしてはいけません。
また朝に洗顔石鹸を使用するのも皮脂を洗い流しますのでおすすめはしません。
それでも洗顔石鹸の良いところは、天然の界面活性剤というところがあります。
合成界面活性剤は洗顔フォームなどに使用されていますが、お肌に残ってしまうと少なからず影響のある場合があります。
これは界面活性剤がバリア機能を壊してしまうと言われているからです。
石鹸の界面活性剤は水分と混ざる事で界面活性作用が失われる為、お肌への影響は少なくなります。
洗顔石鹸をおすすめしたい方は
- 肌荒れがない
- 乾燥しやすい肌ではない
- 皮脂分泌量が多い
洗浄力が強めなので、角質が乱れた状態での使用は乾燥しやすくなります。
男性のように皮脂量や乾燥しにくいお肌の場合は洗顔石鹸を使用してみましょう。
女性用の方が洗顔石鹸は多くありますが、中でも男性の方に使用して欲しいのがこちらのブラックソープです。
アマニ油やラベンダーオイルを使用したオーガニック軟石鹸。
黒蜜のように柔らかいテクスチャーで、ハーブのような香りです。この辺は好みが分かれそうですね。
泡立てずに顔に塗り広げて軽く擦り洗い流すだけで、角質表面の汚れを絡め取り洗い上がりはしっとり仕上がります。
アルカリ性なので目に入らないようにするのと、洗顔し過ぎないようにして下さいね。
それと使用は夜のみで大丈夫です。
まとめ
男性でも女性用洗顔料は使用が出来ます。
ただ女性は洗浄力が優しく配合されている場合もありますので、皮脂が気になる方は洗顔石鹸がおすすめです。
女性用の洗顔料の方が様々な種類ありますので、ドラッグストアなどで選んでみても良いでしょう。