発酵美容液と言うのがあるので、是非とも嫁に使ってみたく思い調べてみました。
しかし発酵と聞くと、乳製品とか納豆とかを思い浮かべてしまいます。
なんか臭いとか気になりますね。
だって発酵よ。
嫁の顔が臭くなったら怒られるかな。
発酵美容液とは?
まず発酵は微生物が穀物や豆類などを分解して出来る物質の事ですが、この物質が害のないものが発酵と言われています。
逆に害のある物質は腐敗と言われますね。
この有用な物質を美容液や化粧水に配合されたものが発酵化粧品となります。
発酵された物質は摂取すると身体に良い影響を与えてくれますよね。
それが注目され、スキンケアにも取り入れられるようになりました。
発酵されるものは米が多く、化粧品にもこれらが使用される傾向にあります。
ただただ使用されている訳ではなく、その含まれる成分にも注目されていますよ。
では米の発酵にはどのような成分が含まれているのでしょうか。
米発酵美容液のメリット
米と言っても使用されているのは、米に覆われている米ぬかに注目ですね。
米ぬかには主に
- γオリザノール
- フェルラ酸
- フィチン酸
- イノシトール
- ライステロールエステル
- アミノ酸
などがあります。
その中でもγオリザノールは米ぬかに多く含まれていて、抗酸化作用によりシミやシワの抑制が期待出来ます。
ターンオーバーを整える作用もありますので、年齢を重ねたお肌にも良いとされます。
またフェルラ酸はポリフェノールの一種で、こちらも紫外線によるダメージの抑制が期待できてシミやシワの抑制をしてくれる成分です。
その他にもイノシトールやライステロールエステルにより皮脂抑制や保湿効果もある為、乾燥しやすいお肌や脂性肌など幅広く使用できます。
美白化粧品として日中使いやエイジングケア(年齢に合わせたお手入れ)で保湿化粧品として使うのがおすすめですね。
これらは、お肌に使用するだけでなく身体の内側からも取り入れる事で、お肌への効果も高まります。
こんなに良い事尽くめの米発酵美容液。
使ってみたくなったんではないですか?
でもちょっと待って下さいね。
ほぼ万能な米ぬか発酵化粧品(美容液)でもデメリットはあります。
米発酵美容液のデメリット
なかなか良い米ぬか発酵化粧品ですが、
- 米アレルギーの方
- 匂いが気になる方
にはおすすめが出来ないというデメリットもあります。
特に米アレルギーの方には使用出来ません。
なので、使用する前に米アレルギーではないか確認する、またはパッチテストなどを行いましょうね。
嫁はアレルギーが無いので使用出来ました。
アレルギーがあって米発酵美容液が使用出来ない場合は、乳酸菌など原料の違う発酵化粧品を使用すると良いですよ。
また発酵化粧品は独特な匂いがする場合もあります。
しかし強い発酵の匂いではありません。
これは発酵エキスをお肌に使用出来るように精製されている為なんです。
しかしいくら精製されているとは言え、多少の匂いはする事があります。
特に発酵原液を使用している化粧品は匂いが気になる事が多いですね。
中には合わない方も居ますので、少し刺激を感じたり赤みが出る方も居るようです。
デメリットはこんな感じかな。
発酵美容液はどんな方におすすめ?
米発酵美容液は抗酸化成分や保湿成分が多く含まれている化粧品。
年齢層は比較的若い年代の頃から使用出来ますが、使い始めるのは30代頃がおすすめ。
これは何故かと言うと若い頃のお肌はターンオーバーが正常な方が多くいる為です。
ターンオーバーが正常なのにお肌を整える化粧品を使用する必要はありません。
大体お肌の老化を感じるのは、20代後半から。
年齢を重ねるとターンオーバーが遅くなるばかりではなく、お肌の乾燥も感じやすくなります。
これはお肌の潤い成分であるセラミドなどの生成が遅くなる為と言われています。
また角質肥厚、お肌のゴワつきによる乾燥の場合もあります。
このように30代になるとお肌の異変に気づきはじめます。
殆どの保湿化粧品はお肌を乾燥させにくいように工夫がされています。
そこにプラスして様々な効果が期待できる成分が含まれています。
米発酵美容液は乾燥しやすいお肌に潤いを与え、さらにシミ抑制や皮脂を整えるなどの成分が含まれています。
発酵原液なら尚良いですよ。
お肌が乾燥しやすくなってきた!という方は発酵美容液を視野に入れてみて。
使用出来るのは顔のスキンケアだけじゃない
お顔のスキンケアとして様々な効果が期待出来る米発酵美容液ですが、その他にも使い道があります。
米ヌカを使って漬物を作った事のある方なら米ヌカの凄さに気づいてると思います。
発酵原液はこの米ヌカから取れる成分を使用して作られています。
米ヌカを使用した後は凄く手がスベスベになりますよね。
これは米ヌカに含まれるγオリザノールやライステロールエステル、アミノ酸などによりお肌を整える作用がある為です。
洗いものなどをすると手が荒れます。
洗剤に含まれる界面活性剤により、お肌の潤い成分も洗い流されてしまう為に手が荒れてしまうんです。
このように荒れた手に少量の米発酵美容液を使用し、その後に白ワセリン、もしくは美容オイルなどで整えると手荒れの抑制にもなります。
是非活用してみて下さい。
どんな米発酵美容液がおすすめ?
発酵美容液と言っても様々な種類がある為、どれを使用したら良いか迷いますよね。
私個人的におすすめしたいのは余分な成分が配合されていない事。
こちらの米原液発酵美容液は成分が
- 水
- バチルス
- (コメヌカエキス/ダイズエキス)発酵液
のみ。
余分な成分は極力排除された発酵原液となっています。
美容液だから保湿成分が多く含まれていれば良いという訳ではありません。
成分が多くなればそれだけ合わない場合もあるという事と、他の成分の配合濃度が薄くなると言う事です。
さらに驚くのは防腐剤が一切含まれていない事です。
殆どの化粧品は防腐剤が含まれていますが、これらを排除する事でお肌への優しさを追求した化粧品と言えます。
(全ての方に合う訳ではありません)
それにより完全密封し使い切りタイプにする事で、鮮度を保っています。
まずは6日間のお試しも出来ますので、最近お肌の乱れが気になる方は視野に入れてみると良いですよ。
乾燥しやすい肌に発酵美容液は使えない?
米発酵で微生物により分解された物質は、分子量が小さくなってきます。
その分、角質層までの浸透は効率が良くなってくるので、化粧品に配合されるのは良い事でもあります。
しかし浸透が良くなるという事はお肌への刺激が強くなる場合もあります。
乾燥しやすい方の肌は、角質層のバリア機能が弱まっている事が原因の一つですね。
そこに浸透効率が良い発酵美容液などを使用するというのは、使用する方によりピリピリと刺激を与える場合も考えられます。
また角質層の厚さは人により異なりますので、もちろん刺激を感じない方もいます。
分子量が小さくなって角質層までの浸透が良くなるのは嬉しいですが、このように合わない方も居るんですね。
とは言っても乾燥しやすい肌だから使用出来ないのかと言うとそうではありません。
先にもお伝えしたように、角質層の厚さは人により異なります。
角質層は8〜10層くらいで出来ています。
(この限りではありません)
乾燥していても乾燥しやすいだけであって、角質層などのバリア機能が乱れていない場合もあるんです。
その場合は刺激を感じにくくなります。
なので、乾燥しやすいお肌だから自分は使えないとは言えないのです。