このハサミを使うと他のハサミを使いたくなくなるかも
今回はプラスのフィットカーブを3種類用意して切れ味や性能の違いをお伝えしたいと思います。
左側がフィットカーブの通常タイプ、中央がチタンコートで右側がフッ素コートタイプになってます。刃の色が違うので分かりやすいようになってます。
刃先が特徴的で一定の切れ味をキープ
ハサミは切れ味が良い物を使用したいのは皆さんが思う事ですね。
いや、ハサミなんてどれでも同じ切れ味なんじゃない?なんて思われる方も居ると思います。
確かにハサミは用紙などを主に切るので、なんでも良いと言われればそれも間違いではないと思います。
私もその一人です。
このフィットカーブを使うまではそう思っていました。
用紙はもちろん、ダンボールや布まで簡単に切れてしまいます。で、やっぱりこの切れ味を多くの方に知って欲しいので、ご紹介しますね。
まずフィットカーブの共通は刃が常に30度の角度を保ってカットするベルヌーイカーブ刃を採用する事で刃の先端まで切れ味をキープ出来る!という点です。
握り部分は厚みのある低反発グリップと外側はプラスチックで覆った2層構造で疲れにくいグリップ設計になっています。
また小指の滑り止めを付ける事で安定た握りで切る事が可能です。ただ、この小指の滑り止めは使用しない方もいると思いますが、使った方が安定します。
私も実際に使ってカットしてみたら、すごく違うとまではいきませんが違いはわかりました。切る時にブレが少なくなるという感じですかね。
また、ガタつきが出るとハサミは切れ味が悪くなります。このフィットカーブはそこのところも想定して設計されています。
それは、ガタつき防止リングを採用する事で耐久性を上げて普通のハサミより長期間ガタつきを抑えてくれるという訳なんです。
確かにカシメてあるハサミはすぐにガタが出たような気もします。
粘着テープを切っても粘着物が付きにくい加工刃
通常のハサミは粘着テープを切ると刃に粘着物が付いてきて切れ味が悪くなります。その都度掃除をしていたら面倒ですよね。
そんなストレスも解消してくれるのがチタンコート刃とフッ素加工刃なんです。
ただしスタンダードタイプ刃は粘着物が付着しますので、使用する場合は注意して下さい。
実際に粘着テープを切ってみました。
その高性能さをご覧下さい。
通常のハサミとスタンダードタイプ刃ではこんなに付着しますが...
チタンコート刃とフッ素加工刃では...
全くと言ってもいいくらい付着していません。
ただ、絶対に粘着物が付着しないわけではありません。この時付いた粘着物はティッシュで簡単に取れました。
加工刃の特徴はこれだけではなく、錆びに強いので水回りでの作業も可能となっています。
ほとんどの方が水回りで作業する事は無いと思いますが、水に濡れても錆びにくい!という事を知っていただければ良いかと思います。
チタン加工刃は更にすごい!
フッ素加工刃でも切れ味が長続きしますが、チタン加工刃は刃の形状を3D加工設計刃にする事で通常のタイプより3倍近い切れ味耐久性と軽い切れ味を実現してます。
実際に画用紙を切ってみたところ、切れ味も極端ではないですが軽くなっているのがわかります。
切れ味の軽さなんて通常は余りわからないと思いますが、このチタン加工刃なら実感できました。
なかなか文章ではお伝え出来ないのが残念です。
フッ素加工刃よりも粘着物が付きにくくなっているのは3D加工刃だからこそなんです!
加工刃でも切れ味は悪くなってくる
良い事ばかり書きましたが、加工刃でも使っていると切れ味は悪くなってきます。
使い続ける事で刃の摩擦によりコーティングが剥がれてきます。こうなるとスタンダードタイプの刃と変わりなくなってしまいますので、長期間使用した場合は確認した方が良さそうです。
他には柔らかいプラスチックも結構簡単に切れますが、あまりおすすめはしません。これも切れ味が早めに悪くなります。
やはり良い物でも悪くなるのは仕方ない事ですね。
結局おすすめは?
私のおすすめはチタン加工刃のフィットカーブです。やはり切れ味の違いが良いのと耐久性が高いところですね。
切った時の違いは他のハサミとくらべればその違いがわかります。文章では上手くお伝え出来なくてすみません。
ですが、そこまで切れ味や耐久性を気にしないのであれば加工無しでも全く問題ありません。スタンダードタイプでも切れ味はかなり良いです。
テープなど粘着物をカットするのであれば最低でもフッ素加工刃タイプにしましょう。
お役には立てましたでしょうか?参考にしとていただければ嬉しいです。
では、良い文具ライフを。
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