クレンジングの中でも、温かくなるクレンジング料があります。
んでね、そのクレンジングってどんな作用が期待出来るのか?
どんなデメリットがあるのか気になったので、考えていきたいと思いました。
おしまい。
手に取ってから手の平で広げてみるとじんわり温かくなるのが特徴のホットクレンジング。
温かくなるのはグリセリンの成分が多く含まれているからです。
グリセリンは水と混ざり合うと温かくなる性質を持っています。
ではメリットはどんなものがあるのでしょうか。
まず肌を温める事で血行を良くしてくれたり、お肌の柔軟性を上げます。
毛穴は柔軟性が悪くなると毛穴表面に汚れが溜まりやすくなります。
古い角質とかね。
この他にお肌を柔らかくするという事は毛穴の汚れも落としやすくする働きが期待できます。
ただし毛穴の表面の汚れです。
毛穴には古い角質や皮脂汚れが知らない内に溜まっていきますので、早めに落としたいところですよね。
溜まった汚れはそのままにしておくと酸化して黒ずみの原因になるから厄介ですよ。
ホットクレンジングのゲルタイプは毛穴表面の汚れを絡め取りやすい性質がありますので、他のクレンジングにはない使用感が体感できます。
これは重めのテクスチャーも助けになっていますね。
嫁ちゃんはホットクレンジングのテクスチャーが好きで使っているみたいです。
ちなみにホットクレンジングで言われている美容成分とはこのグリセリンになります。
グリセリンは水分を抱え込んで、逃しにくくするので保湿成分としてよく使用されています。
ホットクレンジングはジェルタイプが多いのですが、オイルクレンジングやバームなどとの違いは何でしょうか。
ジェルタイプは水溶性、ゲルは油溶性となり洗浄力強くなりますが肌への刺激も強くなります。
クレンジング料で一番洗浄力が強いのはオイルクレンジング、次にバームやゲルタイプ(油溶性)、クリーム、ジェルタイプ(水溶性)、ミルクタイプとなります。
ホットクレンジングは温かくなるので、冬などに使用される方もいますね。
製品により少し異なる場合もありますが、他のクレンジング料との違いは洗浄力が中程度と言う事かと思います。
しかし殆どのホットクレンジングの洗浄力は弱い方です。
クレンジングオイルやクレンジングバームのようには素早くメイクを落とす事は出来ません。
では特徴が無いの?
というとそんな事はありません。
ホットクレンジングは界面活性剤の量は少なくなりますので、ゆっくりとメイクに馴染ませる事で落ちやすくなります。
メイクを軽めにするとホットクレンジングでも比較的短時間で落とせますので、お肌に負担を掛けたくない方にはおすすめです。
メイクの種類ですが、ケミカル系ではなくミネラル系メイクならお肌への密着が弱くなります。
マッサージとして使用している方もいらっしゃいますが、これはお肌への負担が少なくなる水溶性のジェルタイプを使用しましょう。
寒い季節は乾燥しやすくなりますので、洗浄力が比較的優しく、温かいホットクレンジングゲルは最適と言えますね。
洗浄力が強いオイルクレンジング料に比べてホットクレンジングは弱くなりますが、その分界面活性剤が少ないので肌への負担は減ります。
ウォータープルーフマスカラやリップなどはメイクの種類によりますが、専用のリムーバーで予め落としておかないとクレンジングゲルでは落としきれません。
ポイントメイクはまず落ちないと思った方が良いでしょう。
私の場合は、主に2種類のクレンジングを使用します。
ポイントメイクにはオイルクレンジング。
軽めのメイクにはホットクレンジング。
お肌が乾燥している時にはホットクレンジング(ジェル)を使用して、メイクも薄めにします。
アイメイクをした時にはオイルクレンジング(エステル系)でササっと落とします。
もしくは専用のリムーバーを使用します。
これめちゃくちゃ良く落ちますよ。
WPマスカラでも早めに落とせます。
万能なオイルクレンジングさえ使用していれば良いのですが、その日によりお肌の調子も悪い場合がありますし、更に脱脂力もあります。
ですのでお肌の調子が悪い時にはジェルタイプを使用し、オイルクレンジングはポイントメイクに変えていると良いと思います。
ホットクレンジングではマスカラやリップが落としきれない場合がありますので、オイルクレンジング料を持っていると使い分けが出来て便利なんです。
ちょっとコストが掛かりますが。
クレンジングゲル(ジェル)はお肌への負担は比較的少なくなると言えるクレンジング料です。
これは界面活性剤の配合料がオイルクレンジングなどに比べて少なくなるのと、クレンジング時にゲルがクッションとなってくれる為です。
注目したいのがグリセリンです。
ホットクレンジングの成分のほとんどはこのグリセリンなんです。
グリセリンがお肌に悪いというのを見かけます。
確かにお肌に合わない方もいますし、クレンジングには必要が無い成分です。
たまに刺激を感じる方も居るようですが、かなり少ないようですね。
グリセリンの温感作用により血流が高まり痒みが出る場合もあります。
またホットクレンジングはグリセリンがベースの為、これが合わない方もいます。
このようにお肌のバリア機能低下や敏感な方には合わない場合があるんですね。
ちなみにグリセリンの温かさは水分と混ざっても一時的なものなので、温か過ぎる方は少し手の平でクルクルしてから顔に塗ると良いですよ。
またメイクが落ちないから擦り過ぎてしまい、肌荒れを引き起こす場合もあります。
一番悪いのはメイクの洗い残しです。
これが蓄積すると肌荒れや黒ずみの原因にもなります。
ゲルタイプはあまり洗浄力は強くないので、メイクが落ちないからと言って擦り過ぎない事も重要です。
もし肌が荒れてしまった場合はグリセリンというよりも、その他の成分で反応したかメイク残りが原因の場合もありますのでグリセリンだけを悪者にしない方が良いかもしれません。
この場合はメイクかクレンジング料を変えてみる必要があります。
目立つ毛穴の汚れは本当に嫌になりますね。
毛穴の汚れはなぜこんなに落ちにくいんでしょうね。
黒ずんでると尚更のこと。
角栓なんかもね。
嫁ちゃんも黒ずみ角栓があるので、なんとかしてあげたい。
角栓は皮脂や古い角質が混ざって毛穴を塞いでしまうのが原因です。
毛穴が黒ずんで見えるのは黒ずみ角栓か毛穴表面の酸化した汚れです。
黒ずんだ角栓は酸化した皮脂や角質で、なかなか取り除く事は出来ません。
角栓を無理に取り除くものではありませんが、表面が黒ずんでいるのは何とかしたいと思うのは美容に興味がある人なら一度は思います。
私も何とかしたいし、してあげたい!
ホットクレンジングならお肌の柔軟性を高める作用が期待出来ますので、角栓も取れるイメージがありますね。
ですが一度出来た角栓は簡単には取り除く事は出来ません。
角栓に作用するのは酵素洗顔がおすすめですが、乾燥肌の方には少し強めですよね。
中には角栓に作用する成分が入っているクレンジング料もありますので、そちらを使用してみるのも良いでしょう。
角栓に作用する成分が配合されたクレンジングを使用すれば角栓にもアプローチ出来るはず!
角栓に作用するのは
皮脂分解成分の
「リパーゼ」
角栓のタンパク質を分解する作用が期待できる成分が
「プロテアーゼ」
「パパイン」
この成分は角栓に作用が期待される酵素洗顔にも配合されている成分。
この成分により角栓を小さくする作用や表面の黒ずみを取り除く効果が期待できます。
注意点はリパーゼやプロテアーゼは皮脂や角質に作用しますので必要な皮脂、角質を取り除き過ぎないようにします。
ちょっと敏感なお肌には痒みとか出るかも知れません。
クルクルしていると手の平に小さな黒いものが取れたのがわかりましたよ(多分角栓じゃなく、表面の汚れですね...)
「お!これは!」ってなるんですよ。
それでもなんかキレイになった気がします。
でも実際に鏡を見ると、どこが取れたかわかりません...。
頑固な黒ずみ角栓は少し継続が必要です。
でも柔らかな白い角栓にはちょっと期待しちゃいますね。
テクスチャーもネットリしているのが特徴で、汚れを吸着しやすいのかもしれません。
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こちらのホットクレンジングゲルはタンパク質に作用するパパインも配合されていますので、クレンジングはもちろん、黒ずみケアも出来るので効率が上がります。
香りも柑橘系なので、悪くないですね。
しかし流石は黒ずみ角栓。
少しケアしたくらいでは落ちてくれません。まぁ当然なんですが。
角栓は取り除いてもまた出来てしまいます。
必要なのは表面の角栓が黒ずみにならないようケアをする事です。
クレンジングゲルは色々な種類がありますが、私がお気に入りで使用しているホットクレンジングゲルで洗浄力を試してみたいと思います。
クレンジングゲルは硬めのテクスチャーが特徴で、クレンジングジェルはちょっと柔らかめ。
どのくらい洗浄力があるか、私が時々使用するスーパーウォータープルーフマスカラを使用して試してみました。
↓これはホットクレンジングゲルを使用して1分くらいクルクルしてみた画像です。
かなり頑固なメイクちゃんです。
ん〜、やはりポイントメイクは殆ど落ちませんでした。
ポイントメイクは専用のものを使用するべきですね。
別のメイクで試してみます。↓
上がアイシャドウ
真ん中はラメ入りグロス(ちょっと見にくい)
下がウォータープルーフマスカラ。
これを1分間クルクル。
うん、ホットクレンジングだけあって暖かくなりますね。
こんな感じに落ちました。
オイルクレンジングに比べて洗浄力が弱い分、殆どピリピリした感じはありません。
ただちょっと長めに擦る必要があります。
(約1分くらい)
このマスカラは上のスーパーWPマスカラに比べて耐水性は低くなります。
もう少し長く擦れば落ちるかもしれませんが、1分程クルクルしても落ちていないのでちょっと残念。
でも他のメイクは落ちたので、ポイントメイク以外はオッケーみたいですね。
ただ、メイクによっては落ちにくい場合もあるかもしれませんので、手の甲などで試してみると良いかもしれませんね。
私も種類別にクレンジングを(嫁のメイク落としに)使用してきましたが、ホットクレンジングゲルはテクスチャーが印象的でした。
なんかマッサージしながらクレンジングというのも行いやすいです。
黒い汚れが取れたのは正直言って嬉しかったですね。
嫁ちゃんも「凄い」びっくりしてました。
人それぞれ合う合わないありますので、ホットクレンジングが良いよ!とは言えません。
なんと言ってもメイクによっては落ちにくいから。
ただ軽めのメイクをして、乾燥しやすいお肌の方には洗浄力がマイルドなホットクレンジングはおすすめですかね。
ホットクレンジングのデメリット
- ポイントメイクは落ちにくい
- しっかりしたベースメイクは時間をかけて落とす必要がある
ホットクレンジングのメリット
- じんわり温かくなるので冬に使いやすい
- グリセリン配合で洗い上がりはしっとり
- 界面活性剤は少ないので低刺激
- 優しくマッサージしながらクレンジングが出来る
- 重めのテクスチャーだけど、毛穴表面の汚れを絡め取りやすい
ホットクレンジングの1番の良さは洗い上がりにしっとりする感覚です。
ねっとりしたテクスチャーが好きな方やメイクが軽めの方には良いクレンジングとなるでしょう。
また毛穴の汚れが気になる方は、パパインなどのタンパク質に作用するホットクレンジングを選んでみて下さい。
洗浄力の強いクレンジング料で肌荒れがしてしまった方も低刺激なホットクレンジングやミルククレンジングに変えてみるのも良いですよ。